コロナ患者さんの紹介入院方法と子供マスク

仕事などなど

現在私は在宅医をしているので、施設にいる方や自宅にいる方の診療をしています。

ゴールデンウイーク明け、施設でコロナがやはり増えました。

風邪程度の場合が多いのですが、やはりお熱が出る方もある程度います。

熱を出すと高齢者は誤嚥をしやすくなります。つまり誤嚥性肺炎を引きおこしてしまうのです。

ここ最近はコロナ陽性者のコロナ肺炎ではなく、コロナで熱を出したことによる誤嚥性肺炎が問題になることがほとんどです。

誤嚥性肺炎も何とか状態がそこまで悪くなければ抗生剤の内服や点滴で乗り越えていくのですが、ご家族が入院をご希望されたり、施設スタッフがコロナ陽性で数が急激に数が減ってしまい十分なケアができないため入院を勧めたりというときは病院への入院依頼をしていくこととなります。

在宅医から病院への紹介時、コロナでなければ病院の医師とクリニック医師の間電話での話し合いで受け入れ依頼をし病床などの問題がなければ30分以内には受け入れ先が決まりある程度搬送できます。

しかしコロナ陽性患者となると、ここで保健所を間に挟まないといけないルールがあるのです。

保健所へ患者さんの状態を報告、受け入れ先を指定してもらわないと病院へ直接電話しても受け入れてもらえません。

そこで受付にでる保健所職員は全く医療者ではないので話が通じませんし、説明するのにも医師同士で話をする何倍もの時間や説明が要ります。そして時間かけてもあまり適切には伝わっていない気もします、、、、

で、説明が終わったと思うと上司と相談して折り返しますと電話が切られ軽く一時間は待たされます。

施設も家族もまだ病院は決まらないのかと待っているので、この状況を再度説明して待ってもらう手間も出てきます。

コロナ病床が現在そこまでどこもそんなにひっ迫していない状況で、この無駄な手間には本当にイラつかされます。

保健所の方も指示されたからやっているだけで俊敏に対応できないのも仕方ないのですが、なんとかならないものかと思いますね。

まあ日本の社会、子供のマスクも含め無駄な形ばかりのことが多すぎます。

未就学児の母親としては、もうすでに日中暑い日があるので一刻も早く子供のマスク撤廃を国に発表してもらいたいところです。

保育園や幼稚園も、無駄だと思っていても国が推奨した限りはマスク着用を子供たちにさせなければならずやっているところが多いです。

推奨した限りは、撤廃も発表しないことには幼稚園時保育園児はマスクが外させてもらえません。

そもそも未就学児は、適切に感染対策となるようなマスクの使い方ができないわけで何を国はしたいのでしょうね。

出生率も過去最低になってきている日本。政治家も日本の将来を担う子供たちを最重要視しているどころか大人の犠牲にして、また生産世代に子供を産みたいと思わせる政策もなく、その場しのぎのバラマキばかり。

日本は世界の中でも今のところ安全性ではトップクラスとは思いますが、将来性を感じない国でもトップクラスと思います。

なんだかネガティブなことばかりになってしまっていますが、ここ最近の考えていることでした。

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